イタリアン「Il Mulino New York」
そこそこの有名店なので説明するまでもないが、六本木ヒルズにあるイルムリーノNYに行ってきた。
その日は2名で6万円ほどの予算。
ワインは所謂「スーパートスカーナ」のリーズナブル(と言っても2万円前後)なものを頼んだが、これは旨かった。
肝心の料理はコースを頼んだが、オーダー前に出てくる前菜から始まり、1品1品にかなりボリュームがあり、メインにたどり着くころにはすでに満腹状態。これはあらかじめウェイターに注意されていたので少し反省した。満腹気味な所為もあるのかもしれないが、味は可もなく不可もなくと言った感じで、拍子抜け。パスタ以外は絶品と言えるようなものはなかった。
メインの子牛は焦げの味がした。肉自体はミディアムレア程度の焼き加減なので、下に引いてあるポテトのフライの焦げ味が移ったのかも知れない。暗くて良くわからないが、味は確かに焦げである。ポテトも尋常以上に色づいているし、クレームしてみようかと思ったが、その前に食べた料理も「メインの焦げ味ですべての調和が台無しだ、どうしてくれる!」と言うほど旨くは無かったし、同伴者の気分も壊れるので思いとどまった。
この辺から自分は気分が悪くなったので、全て気に入らなくなってくるのだが、最後のデザートはムースのようなものが出た。激甘。甘いものが苦手な自分にはほっぺたが痛くなってしまった。
店内の雰囲気だが、テーブルのローソク以外に明かりと呼べるようなものは無いため、かなり暗い。ライトを使わねばメニューが読めないほどで、雰囲気作りの演出なのかもしれないが、個人的には料理がよく見えないのは残念だった。あと焦げも。
また、隣のテーブルとの距離がかなり近く、ウェイターも客の前に手を伸ばさなければサーブできない。隣の超メタボなおやじが、「ねえ、このあとどうする?」と、25歳くらいの連れの女をしつこく誘っているのもマル聞こえだ。とっとと楽しいところに消えるがいい。
清算を済ませて出口に行くと、ドアマン(女性だが)は同伴者が洗面所に行ったと言うのにドアを開けてありがとうございましたと言うと定位置に戻っていった。ドアを開けたまま、所在無く洗面所から帰ってくるのを待って一緒に出た。
結論:もう行かない。
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